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私の買い物観

私は何かを購入する際に、
あらかじめその種の商品に関する情報をたくさん集め、
それらの性能・長所・短所等をじっくり比較研究して、
納得してから購入するタイプだと、
人から思われているようだが、
実際は、かなりの衝動買い派である。

事前に基本的な情報は多少は集めはするが、
余りそれ自体には時間はかけない。
むしろ、店頭で店員に直接聞いた方が
最新の売れ行きに関する生の情報も得られ、
カタログや雑誌で考えるよりも確実な場合が多いからだ。
また、情報収集の為に時間をかけ過ぎると、
他のことをする時間が少なくなる。

どれにしようかをあれこれ悩むのが楽しいのだ
と言う人もいるが、それは、
それしか他にすることが無いひとの場合に言えることだ。
私は、そういう人を「暇人(ひまじん)」と軽蔑している訳ではない。
むしろ羨ましいとさえ思える。
のんびり1つのことに時間をかけることができたら、
どんなに幸せだろう。 1つの理想ではある。
だが残念ながら、私はやりたいことがたくさんあり過ぎて、
1つのことにだけ時間を費やす訳にはいかない。

何十万円以上もする高額な商品であれば、
さすがにじっくり比較検討するかもしれないが、
だが、それほどの金額のものを購入するとしたら、
あとは、自動車と家ぐらいだろう。
おっと、結婚式もあったな。(しないけど)
パソコンは今や10万円台で購入できるまで安くなった。
性能も各メーカー、大差無くなってきているので、
主要メーカーの普通機種を選んでおけば支障はない。

大抵の商品は10万円以下で購入できる。

それらの商品の自分にとっての重要性と
その比較検討に要する時間の重要性を比べると、
どうしても時間の方が大事に思えるのだ。

数万円する商品だって結構値が張るのだから、
じっくり選ぶべきだという意見が大多数なのだろうが、
機能や品質のメーカー間格差が無くなった現在、
どのメーカーのどの商品を選んでも
得られず満足度は大差無いのが現実である。
逆にじっくり比較研究した結果として選んだ商品が、
使ってみたら実はたいしたことがなかったりしたら、
自分が浪費した時間はなんだったんだ
という後悔に悩まされることになる。

以上のような理由から、
私の一風変わった買い物観が形成されている。
具体的な特徴としては、次のようなものがある。

(1)思い立ったが吉日。
   買い物はタイミングと勢いが大事である。
   欲しいと思ったその瞬間を逃したら買い物運に見放される。

(2)基本情報以外は、店頭で店員を捕まえて仕入れる。
   その店で、その場で買うつもりなので遠慮する必要は無い。

(3)余程のことが無い限り、その日じゅうに買い物を済ませる。
   別の日になったら買うタイミングを失う可能性が高い。
   結局、買ったのが1年後になったことがある。

(4)原則として、最初に行った店で購入する。
   いくつもの店に行って値段を比較したりはしない。
   他の店に行くのは、お目当ての商品が無い場合である。

(5)どうせ行くなら、品揃えの良い大きな店である。
   品揃えが悪いと選択の余地が狭まり、
   粗悪な製品を選んでしまう可能性が高くなる。

(6)「ピン!」と来た商品こそが買うべき商品である。
   買い物には「勘」が重要で、
   良い商品に出会った時は、「これだ!」と閃くものだ。

(7)「安さ」に迷わされるな。妥協は禁物。
   「安かろう悪かろう」ということはもはや少ないだろうが、
   「安い」ということには「安い」それなりの理由がある。
   「値段の割には性能が良い」と妥協すると必ず後で後悔する。

(8)高ければ良い品とは限らない。
   余計な不必要な機能がある為に高いのか、
   本来必要な機能が十分確保されている為に高いのか
   を見分けること。
   後者ならば、多少高くても「買い」である。

(9)買うのを忘れるということは、まだ欲しくないということだ。
   買うのを思い出した時こそ、買うべきタイミングである。

(10)失敗は成功の元。
   時には、買った商品を後悔することがあるかもしれない。
   だが、次に買うときは、
   その失敗を糧に良い商品を選べることができる。

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流音弥
2003年3月19日

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