アホ社長
2ちゃんねるに「アホ社長」などと書き込まれた
「アホ社長」と化粧品会社が、
掲示板管理人の「ひろゆき氏」を相手取って起こした訴訟で、
東京地裁は17日、400万円の賠償を命じた。
先月6月25日の女性雀士に関する書き込み削除命令と
賠償100万円支払い命令に続く、連敗だ。
このところ、2ちゃんねる敗訴に
いつもこの手の訴訟で思うのだが、
ごく普通の力の無い市民が実名を出され、
それによって生活等に支障が出るのは気の毒だが、
有名人や会社社長や会社幹部のように
地位や名誉や財産がある人については、
まさしく「有名税」とみなすべきだろう。
こんな風にいちいち裁判起こされて、
賠償金払っていったら2ちゃんねるの存続は危うい。
言論の自由も侵害されかねない。
また、普段抑圧されている側の人にとっては、
ストレスの発散場所が無くなる。
もっと健全なストレス解消をしたらどうかと
言う人もいるかもしれないが、
人の陰口・悪口のようなマイナス思念は、
スポーツや趣味などで解消できる類のものではない。
やはり、はけ口というのが必要なのだ。
その役目を2ちゃんねるは担っている。
さらに、内部告発という正義の行為でさえ、
名誉毀損という名の下で抹殺される可能性もある。
「アホ社長」というのも、
株主や顧客に対する警告になるという意味では、
一種の内部告発であると言えよう。
「王様の耳はロバの耳」という有名な寓話がある。
おそらくこの話は殆どの日本人が
1度は聞いた又は読んだことがあるのではないだろうか?
ある理髪師が王様の髪の毛を切ることを命じられ、
その際、王様の耳がロバの耳であるという秘密を知ってしまった。
理髪師は、そのことを他言すれば死刑になるので、
人に言いたくても言うことができず、フラストレーションが溜まっていく。
ついに耐え切れなくなった理髪師は、
誰もいない山奥に入って、
「王様の耳はロバの耳〜♪」
と地面の穴に向かって叫んだ。
だが、どういう訳かこの声が空から聞こえてきて、
「王様の耳がロバの耳である」
という事実が国中に伝わってしまった。
この場合においても、
理髪師本人の意図はともかく、
結果として王様の名誉と権威を落としめてしまったのだから、
今回の裁決に倣えば、名誉毀損になるのだろう
しかし、そもそも「アホ社長」は
「アホ」だと思われる発言・行為をするから、
「アホ社長」と揶揄されるわけであり、
その理由を猛反省するべきだろう。
人に悪口を言われたからと言って、
なんでもかんでも「名誉毀損」で訴えていたら、
何も進歩しない。
むしろ、
「ご指摘ありがとうございました。
内容的には納得行かない点も多々ありますが、
厳粛に受け止め、
改善できる点は改善していきたいと思います。」
などと表明すれば、
「アホ社長」から「名社長」への転換の一歩となるだろう。
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2ちゃんねる
http://www.2ch.net/
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流音弥
2003年7月18日







