迷子の迷子の子猫ちゃん♪
セコムが6月24日から、
ペットの位置を探すことができるサービス
「ペット用ココセコム」を開始した。
これは、自動車盗難時に車両の位置をつきとめられるように
あらかじめ車両に設置しておくGPS通信端末を、
ペット装着用に小型化したものだ。
屋外なら誤差範囲10メートルの精度で
ペットの位置を探知することができるという。
探索要請後30秒程度でペットの位置を探知し、
所在地の地図と位置をパソコン画面で見ることができる。
このサービス、
加入料金が5000円、
付属品セットが5900円
月額基本料金(端末レンタル料金含む)が800円。
位置探索料金は、
パソコンまたは携帯電話からの
インターネット経由による要請の場合、
1ヶ月当たり2回までなら無料。
3回目以降は1回当たり100円。
電話による要請の場合、
1回当たり200円。
これらを高いと見るか安いと見るかだが、
そもそも、ペットが迷子になる場合というのは、
一体どんな状況なのだろう。
たびたびある事なのだろうか?
イヌの場合、普段だけでなく、
散歩の時でもクサリでつながれているはずだ。
従って、イヌが迷子になるのは、
クサリを引きちぎって逃げ出した場合か、
普段から放し飼いにしている場合か、
散歩している時に、
飼い主の体力が弱くて、イヌのクサリを離してしまったり、
わざとクサリをつけずに散歩したりする場合だろう。
それにしても迷子になる位だから、余程バカな犬に違いない。
世の中には、何百キロ離れたところから、
元の家や飼い主の所にたどり着くイヌさえいる位なのだ。
ネコの場合は、
主人ではなく「家になつく」と言われるくらいなので、
迷子になる可能性は一見少ないようにも思われるが、
「迷い猫」となる可能性は意外と高かったりする。
ネコは普段からクサリにつながれていないので、
室内で飼っている場合を除いて
常に迷子になりうる状態にあるからだ。
ネコはささいな事でびっくりして走り出す傾向があるので、
いつの間にか、自分のテリトリー外に出てしまったりする。
ネコのテリトリーは数百メートル以内と、
放し飼いのイヌに比べて非常に狭いことも大きな要因だ。
テリトリー外に出てしまったネコはまさしく「迷い猫」であり、
イヌレベルの帰巣本能を持ち合わせていないため、
元の飼い主に戻る可能性は少ない。
もちろん、高価だったり人気のあるイヌ・ネコの場合は、
誘拐の可能性もある。
しかし、その場合は、
誘拐犯によってGPS端末を外されてしまうだろうから、
「ペット用ココセコム」のサービスは無力である。
また、保健所によって捕獲された場合、
端末の意味を理解して飼い主に連絡してくれるのだろうか?
ところで、「ペット用ココセコム」のサービスを利用するには、
当然ペットにGPS端末を装着する必要がある。
この端末についてどうしても理解に苦しむ点がある。
それは、ペットに装着する端末が
縦79mm、
横43mm、
厚さ18.2mm、
重さ48g
という、ペット(動物)に着けるには、
あまりに大きくて、重たいモノだからだ。
これは、小型の携帯電話のサイズに匹敵する。
こんなでかい端末を
ミニチュア・ダックスフンドやチワワのような小型犬や、
それと体格的に大差ないネコ
の体にどうやってくくりつけるのだろう?
まさか、首輪からぶら下げる訳ではあるまい。
端末を入れられるポケットのある服でも着させるのだろうか?
彼ら(彼女ら)にしてみれば、
身体を動かすのに邪魔な物体でしかない。
仮に端末の機能を理解できたとしても、
それでも「邪魔なモノ」には違いないのだ。
誰でも考えそうなことにも関わらず、
なぜ、こんなにビッグなサイズなのだろう?
もっと小型化できなかったのだろうか?
技術的な問題なのだろうか?
いや、今の日本の技術ならば、
もっと小型化できるはずだ。
もしかしたら、
端末のコストを抑える為に小型化を犠牲にしたのかもしれない。
子供が迷子防止に持つ端末ならまだしも、
ペットに装着することを考えれば、
せめて2〜3センチのサイズで重さも10g程度が限界だろう。
そんな常識的なことが分からないところが、
いかにも頭の固い警備保障会社らしい点だとも言える。
セコムのライバル企業の企画担当の方、
今ならまだ間に合いますよ!
=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=
ペット用ココセコム
http://www.855756.com/info/m_pet_top.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
流音弥
2003年7月22日







