個室文化
この前の日曜日に久しぶりに、
インターネットカフェに行った。
私は、自宅に24メガのADSLを引いており、
自宅で快適にインターネットを利用できる環境がある。
わざわざインターネットカフェに行くことは
滅多に無いのだが、
その日は、友人と会って食事をし、
喫茶店でさんざん喋った後に、
友人お勧めのインターネットカフェがあると言うので、
ものは試しで行ってみたのだった。
そのインターネットカフェは、
完全に個室(上は開いているが)になっているので、
集中してインターネットを利用したり、
漫画や雑誌を読むことができる。
よくあるオープンな席だと
隣に座っている人の顔、姿が目に入るので、
隣の人の動作やたてる音、
見ているホームページなどがつい気になってしまう。
だが、個室であれば、
隣にどんな人が座っているか分からないし、
そんなことを気にする必要も無い。
そもそも、インターネットは、
個人が1人で密かに楽しむ文化が根底にある。
掲示板、
チャット、
出会い系サイト、
アイドル、
アダルト、
アニメ・漫画、
小説・エッセイ
などのような、
サブカルチャーを中心に
発達して来たという歴史がある。
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サブカルチャー 【subculture】
ある社会に支配的にみられる文化に対し,
その社会の一部の人々を担い手とする独特な文化。
例えば,若者文化・都市文化など。
副次文化。下位文化。
三省堂提供「デイリー 新語辞典」より
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絵画や彫刻などの美術・芸術が
「大部屋文化」であるのに対して、
インターネットは、
まさに「個室文化」と呼ぶことができよう。
堂々と大部屋で見るものではなく、
個室で密かに見るものなのだ。
従って、インターネットカフェは、
当然、個室であるべきなのだ。
個室であれば周りの人の目を気にせず、
自分の見たいものを見ることができる。
それが、アダルト画像であっても、
オタッキーなアニメや文章であっても、
出会い系サイトで不倫相手を探していても、
本来誰にも非難される筋合いは無い。
インターネットカフェなんて始めるのは簡単!
パソコンデスクとパソコンをたくさん並べて、
インターネットに高速アクセスできるようにすればいい
などと考える者は、
インターネット文化の本質を理解していない。
今後、個室のインターネットカフェが、
主流となっていくに違いない。
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流音弥
2003年9月16日







