インターネットカフェにそぐわぬ生き物達
先日行った、個室型のインターネットカフェでは、
椅子は普通のOAチェアではなく、
ゆったりと後ろに身体を沈められるソファだった。
ソファーに座ると、腰の位置が極端に低くなる。
キーボードは胸の位置に来る。
サルがピアノを弾いているような格好になる。
こういう体勢でキーボードを打つことは滅多に無いので、
最初は奇妙な感じもしたが、
慣れてくればそれほど気にならなくなった。
ソファーだと、
ホームページを見続けて目が疲れたり、
打ち疲れたりしたら、
そのまま体を後ろに倒して、
眠ることもできるので、その点かなり便利だ。
私は、個室入室後、
5分程ネットサーフィンしていたが、
あちこち街を歩き回った疲れがどっと出て、
そのまま、ソファで寝てしまった。
1時間ほど眠ったのだろうか?
私は、突然、
脳をキリで突き刺すような叫び声で目が覚めた。
非常に不快なわめき声。
その発生源はオスとメスのガキだ。
ガキの声というのは、
寝起きに聞く音としては、
最も不快感が高い周波数帯に位置する。
金を払ってまで、
ガキの声を聞きに来ている訳じゃないぞ。
私は、ホームページを見て気を紛らそうとしたが、
2匹のガキの叫び声は一向におさまる気配は無い。
それどころか、
漫画を読みながら大声で笑う、
ドタドタ大きな音を立てて歩き回るなど、
騒音はますます大きくなっているようにさえ思える。
あの生き物を連れて来た飼い主(親)は、
いったいどんな奴だ?
「静かにしなさい。」
と小声でしかる女の声がする。
声のする方を見ると、
まだ20代後半から30代前半ぐらいだろうか。
こいつが、あの生き物を産み落とした
にっくき「クイーン・エイリアン」か!
注意したって、
ガキが静かにできる訳がないことぐらい、
知っているだろう?
なぜ、静寂が命のインターネットカフェに
ガキを連れてきたんだ?
みんな静かにネットサーフィンしたり、
漫画や雑誌を読む為にここに来ているんだ。
それがわからないのか?
それにしても、店員は何をしているんだ?
「他のお客様の迷惑となるくいを行った場合は、
退場して頂く場合がございます。」
と、個室内に貼ってある「お客様へお願い」に
しっかり書いてあるぞ。
少なくとも、店員は、すぐに注意するべきであったし、
それで静かにならないのであれば(なる訳がないが)、
退場を求めるべきだろう。
それ以前の問題として、
「小さいお子さん連れはご遠慮願います」
という入場制限を設けるべきである。
この点において、
インターネットカフェというビジネスが
まだ、成熟していないという証拠なのかもしれない。
漫画喫茶の延長気分で運営している店が多く、
ガキの入場を平気で認めている。
(漫画喫茶だって、騒がしければ困ると思うのだが。。。)
だが、インターネットカフェは、
単なる漫画喫茶とは違う。
例え、漫画喫茶が併設されていたとしてもだ。
インターネットという情報図書館にアクセスする為の、
知的空間(インテリジェンス・スペース)というべきだろう。
そんな知性と静寂の対極に位置するガキという生き物。
とにかく、声を大にして言いたい!
インターネットカフェは、ガキの来るところじゃねえ!
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流音弥
2003年9月17日







