沖縄人工海岸がもたらす暗い未来
10月5日の琉球新報によると、
1993年から96年までの3年間に
失われた沖縄の砂浜は40・96キロで、
減少率は3・39%と全国1・46%の2・3倍にのぼり、
逆に埋め立てや護岸工事などによって
できた人工海岸は102・95キロ増え、
増加率5・44%と全国3・15%の1・7倍になることが、
環境省生物多様性センターの「海辺調査」でこのほど分かった。
(以上、抜粋)
とうとう、沖縄の海岸線も人工化されてしまうのか?
しかし、人工海岸となった沖縄に誰が行きたいと思うだろうか?
人工海岸となれば、魚やその他の海中生物が減少することは、
これまでの日本本土の歴史を見ればあきらかである。
沖縄は本土と違い、さんご礁に囲まれている分、
防災目的の海岸整備の必要性は少ないと聞く。
何の為に、海岸整備をするのだ?
おそらく、目の前にある短期的利益の為に、
公共工事の受託の為に土建業者が暗躍しているのだろう。
だが、長い目で見れば、
海岸の人工化によって、
沖縄への観光客が減ることが予想される。
結果的に沖縄の未来は暗く、
最終的には自分達の首を締めることになる。
そんな簡単なことがなぜわからないのだ?
ただでも、
サイパンやグアムやバリ島に行った方が安く済む
というご時世だ。
2002年は483万4千人が沖縄観光に訪れたが、
前年の米同時テロの影響による観光客激減で、
県全体の観光収入は8・3%減少したという。
(テロ後の数カ月で約25万人が沖縄旅行をキャンセルし、
観光収入は200億円以上減った。)
これほど、簡単に観光客は行き先を変更してしまうのだ。
国民総支出に占める観光収入は、
全国平均が4%であるのに対し沖縄は12%強。
沖縄は、観光収入に大きく依存していると言える。
沖縄の基幹産業である「観光」について、
沖縄の観光産業関係者、沖縄県議会、そして沖縄県民は、
どれほど真剣に考えているのか疑わしい。
青い海、
緑のさんご礁、
色とりどりの魚達、
美しい海岸線、
キレイな砂浜。
これらが失われた沖縄なら、もはや、遠くにあるただの島。
誰も行かない。誰も思い出さない。
ただ、衰退していくのみである。
「このバカチンが!
いい加減にせんかい!」
と言いたい。
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流音弥
2003年10月5日







