ドスン釘
今の今まで、
「ドスン釘」という種類の釘が存在すると思っていた。
「ドスン釘」の本来の正しい名前は「五寸釘」。
「五寸釘」のいい例は、
呪いの藁人形に打ち付ける長めの釘である。
一寸が約3.03センチメートルなので、
五寸ということは、長さは15センチにもなる。
確かに、藁人形に打ち付けるには、
これ位無いと駄目なのだろう。
時代劇の印象では10センチぐらいの感じだったが。
ちなみに私の名誉の為に正確に言うと、
「五寸釘」の存在は知っていたが、
そもそも「ドスン釘」なるものがこの世の中に存在せず、
それが「五寸釘」の聞き間違えであった
ということを知らなかったのだ。
子供の時に、家を建ててる大工さんが、
「ドスン釘(五寸釘)とって」と叫んでいるのを聞いて、
「世の中には凄い名前の釘が存在するんだなー。」
「ドスン釘を打ち付けるときは、
きっと、ドスン!と大きな音がするんだろうなー。」
と、幼い脳に強烈に焼き付けられたのだろう。
それにしても恥ずかしい話である。
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流音弥
2004年4月3日







