1) たばこ訴訟と法外な賠償金
だいぶ以前の記事になってしまうが、
今年の6月7日のロイターによると、
ロサンゼルス上級裁判所の陪審は、
米国たばこ産業界の大手であるフィリップ・モリスに対して
癌にかかった56歳の男性へ
30億ドル(約3600億円)の賠償金を支払うように命じたという。
理由は、喫煙による健康への害のリスクの警告を怠ったという
ことなのだが、
おいおい待てよ。
一人に3600億円はいくら何でも
高すぎるのではないだろうか?
一生の間に10億円あれば、豪勢な暮らしができる。
360回生まれ変わっても使い切れないかもしれない。
それに、
他にも喫煙による癌患者は何万人と大勢いるはずだ。
その人達も含めて3600億円ならばまだわかるが。。。
どうせなら、全米の癌患者の治療に寄付せよとか、
もっと良い使い道があるはずなのにだ。
最近の米国の訴訟における賠償金はどんどんウナギ登りだ。
「懲罰的賠償」といって、
いわば「見せしめ」的な意味もあるのだが、
それにしても高すぎる。
そもそも、それだけの賠償金を
企業は支払えるのだろうか?
それに、その賠償金が商品金額に反映されて、
結局消費者へのつけとなって帰ってくるのだ。
それにしても、米国の訴え得は実にうらやましい限りだ。
電子レンジには、猫や犬を入れてはいけないと
注意書きが無かっただけで、訴えられてしまう。
そんな事をすれば常識で考えれば、
死んでしまう事位わかるはずなのに。。。
さて、今回の訴訟の原告の男性は
13歳から「マールボロ」を吸い始め、
50歳(90年代中頃)くらいまで、
たばこによる健康への害を認識していないかった
と主張したという。
パッケージに、健康に対する害について、
しっかり書いてあったのにも関わらずだ。。。
それに、たばこの害については、
もっと以前から、
テレビや新聞、雑誌などでも騒がれており、
それらを知らなかったというのは
誰が見ても大嘘であることは明らかだ。
ロッキー山脈の山奥に暮らしていたのならまだしも、
天下のロサンゼルスだ。
にも関わらず、たばこ会社側の敗訴、
しかも高額の賠償金となったのは、
陪審制度によるところが多い。
時々、こういった非常識な金額になる。
日本にも、陪審制度ができないだろうか?
そうしたら、ビールの飲み過ぎで
肝臓病になったと言って、
ビール会社を訴えてやるのにな〜!
パソコンからの電磁波で頭が禿げたと言って、
パソコンメーカーを訴えるのもいいアイデアだ。
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喫煙問題 関連リンク集:
<健康ナビ>より
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流音弥
2001年8月7日







