たばこの減反
日本たばこ産業(JT)は、8月4日、
葉たばこ農家を対象に、
廃作の希望を募ることを決めた。
高齢化の進展、
喫煙と健康に関する意識の高まり、
喫煙をめぐる規制の強化(健康増進法の施行)に伴い、
オフィスや駅などの公共スペースでの喫煙の制限が進んでいること、
さらには増税
などの要因を背景に、
国内たばこ総需要の減少傾向が続いているからだという。
JTは、国内で生産する葉たばこについて
全量買い取りを義務付けられている。
国内需要の低下によって在庫リスクが高まることを危惧し、
今回の廃作募集となったのだ。
JTは今後、在庫量を随時変更できる海外輸入へ
よりシフトする方針だという。
今回廃作募集対象となるのは、
代表者が満60歳以上で
作付面積が
40アール未満(在来種またはバーレー種)、
80アール未満(黄色種)
の農家。
廃作する農家に対しては
1アールあたり2万円の協力金が支払われる
というから、
40アールの農家は、 80万円
80アールの農家は、160万円
の協力金となる。
安い、安すぎる。
今更、葉たばこ栽培を辞めて、
何の作物を作れというのだ!
高付加価値作物である葉たばこで
うまみを知った農家にとって、
他の作物の栽培など、
馬鹿らしくてやっていけないだろう。
JTも結局今まで、
さんざん葉たばこ農家に稼がせてもらったくせに、
捨てるときはポイ!なんだね。
だからと言って、
私は葉たばこ農家に同情する気は毛頭無い。
彼らは、高付加価値作物だからと言って、
人の健康を害する作物を作り続けて来たからだ。
お金目当てに麻薬を作り続けるアジアの農家と
なんら変わりは無い。
今回の廃作募集からもわかるだろうが、
JTは、葉たばこ農家を切り捨てることに躊躇しなくなっている。
なんと言っても自社の経営の方が大事だからだ。
もし、まだ新しい作物栽培に挑戦しようという意欲があるのならば、
今のうちに葉たばこを廃作した方がいいだろう。
後になればなるほど協力金が安くなるのが世の常だからだ。
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第37回葉たばこ審議会の諮問および答申について
http://www.jti.co.jp/News/04/NR-no14/no14.html
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流音弥
2004年9月7日







