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『設計図』とは何か? −自分設計−

さて、「設計図」というタイトルから、
皆さんは何を想像されるのだろう。

先日、「極楽座」Web MasterのS君から、
このタイトルを提示された時、
「人生の設計図」を真っ先に思い浮かべた。

私が、大学を卒業した時点で描いていた「人生設計図」と、
現在の私の置かれている状況・状態には全く整合性が無い。

まあ、殆ど出たとこ勝負で生きてきたから仕方無いのだが。。。

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人にはいろいろなタイプがある。

計画設計型 :「設計図」通りに生きることに満足感を覚える人

環境順応型 :「設計図」通りに行きられならなくても、
          それ自体を楽しめる人

へそ曲がり型:「設計図」通りにならないから楽しいのだという人

計画型    :「設計図」自体をはなっから作らない人

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私の場合は、
「へそ曲がり型」と「無計画型」の中間といったところか。。。

昔(といっても10年ほど前だが)の私は、
典型的な「計画設計型」だったのだが、
最初の就職(仕事選び)で失敗し、
わずか3ヶ月で脱線人生を歩むことになる。

この時の会社の同僚にS君との出会いがあり、
それ以来の腐れ縁(もう、発酵しているかも。。。)が続いている。

その当時、前途洋々、
自分には素晴らしい未来が待っている
などと幻想に浸っていた
(普通、誰でも社会人になる時はそんなものだと思うのだが)
矢先に、とても魅力的とは思えない業務、
そして配属、結局自分の人生を誰かに握られてて、
自分の思い通りに生きられないという現実に直面し、
幻滅感を味わい、
全てを投げ出した訳である。

ちなみに、S君も、私の後を追って1ヶ月後に退職。
まあ、いわば退職仲間(なんのこっちゃ!)。

しかも互いにまともに口をきいたのは、
辞めた後なのだから、
出会いというのは不思議なものだ。

さて、私の滅茶苦茶な人生についての解説は、
とりあえずここまでにして本題に入ろう。

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設計(plan/design)

 ・ある目的を具体化するためのもくろみ。

 ・特に、土木・建築工事や製作の計画を
  図面や計算書などで具体化すること
          (岩波国語辞典 第二版より)

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通常、人は家を建てたり製品を作成する時に、
まず、「設計図」を作る。
設計図を作らないで、モノを作ろうとすると、
何かを組み込むのを忘れたり、
全体的な構造としてアンバランスなものができたりする。

これは人間の記憶力・思考力・認識力の
限界である為仕方が無い。

ミスター・スポックのような驚異的な頭脳を持った人ならば、
もちろん可能かもしれないが。。。

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 ※ミスター・スポック:
  米国の人気テレビ番組シリーズ「スター・トレック」の副船長。
  演じる俳優は、レナード・ニモイ。
  ミスター・スポックと言えば、あの長くとがった耳が特徴。

  なお、バルカン星人が人であると見なすかどうかについては
  議論の余地がある。
  「人」とは地球に住むホモ・サピエンスのことだと考えるべきか?
  もっとも、ミスター・スポックは、
  地球人とバルカン星人とのハーフなので、話はより複雑である。

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ある特定の分野で熟練した人は、
設計図など無くてもモノを作り上げることができるが、
彼ら(彼女ら)の場合、紙に設計図を起こさなくても、
頭の中に設計図が作り上げられていると言った方が良いだろう。

この場合、設計図の記憶媒体が紙なのか、
脳の記憶メモリなのかの違いに過ぎない。

いずれにせよ、何かを作るには、設計図が必要である。
そして、人を作る為の設計図が「ヒトゲノム」である。

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私が現在籍を置く企業は、
主に製薬メーカーから臨床試験に関わる業務を
受託している企業である。

通常、医薬品・医療業界では、
CRO(Contract Research Organization:
           医薬品開発業務受託機関)
と呼ばれている。

いわば、医薬品開発のアウトソーシングである。
今話題の「ヒトゲノム」は、
医薬品開発に大きな変革をもたらすものとして期待されており、
当然、私の会社もそれに巻き込まれていくことになるだろう。

遺伝子技術の進歩は医療分野だけでなく
我々の衣食住全てに大きな影響を及ぼす。

当コーナーでは、医薬品開発、ゲノムに関する話題、
私的な興味分野(e-business、マーケティング等)を、
私なりの感想も交えて紹介していきたいと考えている。

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極楽座連載エッセイ「設計図」第1回テーマ
「『設計図』とは何か? −自分設計−」
流音弥(2000年11月23日)より

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