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証明写真と生体痕跡

新年、明けましておめでとうございます。
本年も、オタッキーなテーマでお送りしますので、
ご愛読、よろしくお願いいたします。

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去年の大晦日に証明写真を撮った。
会社が変わる(グループ会社へ移籍する)ので、
社員証を作り替える為だ。

残務整理等忙しくて、
大晦日に夕方会社から帰宅する途中で、
家の近くの写真屋を駄目もとであたってみた。

大晦日の夕方5時というのに、
まだやっている写真屋があった。
いい商売根性をしていて大変よろしい!

でも、証明写真は2,3日位かかるからな〜
それに、正月だから、三が日明けないと無理かな〜
などと思っていたところ、
5分待てば、できあがるとのこと。
ただし、ネガ無しだが。

今の証明写真は、写真屋で撮ってもらっても、
駅にある自動写真コーナーと比べて
現像にかかる時間は大差ないようだ。

(私は、証明写真の撮り貯めをすることが多いので、
 巷の証明写真事情には詳しくない)

写真の質は、写真屋の方が遙かに上だ。
免許更新の際に代書屋で撮ってももらった写真と違って、
少なくとも善良な人間に写っている。
やはり、これがプロの腕というものだろう。

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さて、写真といえば、よく人の認識に用いられる。
髪型を大幅に変えたり、
体重が増えたりやせたりして人相が変わったりすると、
たまに本人だと認めてくれないことがある。

従って、一般に証明写真では、
3ヶ月以内、6ヶ月以内というように、
人相が変容しないと予想される期間内の
写真を要求されることが多い。

以前(5年程前のことだが)、
転職活動をする際に、
3年前の写真を履歴書に貼り付けて行ったら
見事に、面接官に見破られてしまった。

これ、だいぶ前の写真でしょう!

う〜。
自分ではそれほど歳とっていないと思っていないし、
髪型もそれほど変えていないし、
3年前の写真でも、十分通用すると思っていたのに〜。

自分は女性ではないが、
写真より老けて見られた事がちょっと悔しかった。

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このように、同一人物であっても、
時間とともに人の外見は変化していくものである。
そのため、常に最新の証明写真が求められる訳なのだが、
ここで、ふと疑問が沸いた。

一卵性双生児だったら、もう片方の相棒のふりをして、
いろいろできるな〜。

いろいろとは、つまり、いろいろだ。
頭の良い方に代わりに大学を受験してもらったり、
就職試験を受けてもらったり、
もてる方の彼女とデートしたり。。。

もっとも、親しい人には簡単に見破られてしまうそうだから、
これは、無理かもしれない。

通常、人を識別する場合の手がかりとなるものに仕草がある。
よく、スパイ映画などで、
変装して相手のアジトに侵入するシーンがある。
顔や声色は似せても、
しぐさで簡単にばれてしまうのではないだろうかと
いつも心配になる。

しかし、これは相手と普段から一緒にいる時間が多く、
くせ、仕草、行動パターンを熟知している場合に限られ、
遠くで見たことがある程度の間柄ならば、
本人になりすますことは十分可能である。

また、変装の外見的限界というものが存在する。
体格までそっくりに合わせることができないからだ。

背も高くするというのならば、
多少の高さなら圧底靴をはくことも考えられるが、
10センチ以上の圧底だと、歩き方が不自然になる。

これは、街を未だに闊歩している圧底娘の
歩く姿勢を見れば一目瞭然だ。

アーノルド・シュワルツネッガー主演の
映画「トータルリコール」 のワンシーンのように、
精巧にできた着ぐるみを着ることも方法の一つだが、
それにはまだ、科学力の進歩を待つ必要がある。

また、背を低くするのも難しい。
足の骨でも削らない限り無理だろう。
ドラエモンのスモールライトでもあればいいのだが、
あれは、未来の道具(当然だ!)なので、
あと何百年後の話だ。

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さて、今回は、映画を紹介しよう。
写真など外見的に人を識別するのではなく、
遺伝子で本人を識別する近未来の話だ。

「ガタカ」

イーサンホーク主演の近未来映画

現在の遺伝子工学がもたらすであろう未来を
予感させてくれるので
遺伝子工学に興味のある方にお薦めである。

ストーリーを手短かに紹介する。
内容が分かると嫌な方は、
ここで読むのをストップして、
ビデオ・レンタルショップへ走って頂きたい。

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時は、全てを遺伝子の優劣で決める近未来。
遺伝子診断によって
  成長後の
    知的能力(記憶力・知能指数など)
    身体的能力(筋力・反射神経など)、
  将来かかると予想される病気
  寿命など
が生まれた時にすでに判定されてしまっている。

将来進むべき道(職業)は、生まれたときに決定される。

物語では、
通常、出産前に胎児の遺伝子の欠陥は全て発見され、
遺伝子治療を施された上で、
完璧な遺伝子を持った子供として生まれてくる。

通常の出産方法で生まれた者は、
遺伝子的に生きるのには十分だが、
万能ではない遺伝子の状態で生まれてくる。

それによって発生してくるのが、遺伝子デバイドだ。
髪の毛一本で、その人が識別できてしまう世界。

遺伝子に欠陥があるものは、宇宙飛行士になれない。
遺伝子が優秀なものは、遺伝子エリートとして、
スポーツ、ビジネス、あらゆる分野で将来が保証される。
遺伝子による特権階級だ。

事故などで負傷したスポーツの遺伝子エリートの場合、
種馬(遺伝子提供者)としての道が残されている。
それが本人にとって屈辱的であったとしても。。。

また、生体痕跡
(髪の毛、尿、ふけ、あか、汗、糞、爪、血、唾液等)を
依頼者に提供し、 その代金を受け取るという商売が成り立つ。

主人公は、宇宙飛行士になりたかったが、
通常の出産で生まれた為、
完璧な遺伝子は持たず、心臓に欠陥があった。

本来ならば、宇宙飛行士になることはできない。
そこで、負傷した水泳選手(遺伝エリート)の生体痕跡を用いて、
本人になりすまして宇宙へ行くことを計画する。

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Gattaca
アンドリュー・ニコル監督作品「ガタカ」のファンサイト。
キャラクター紹介や出演者のリンク集など。 http://www.angelfire.com/movies/gattaca/

ガタカ@映画生活
映画生活の懸賞(試写会)、読者の感想、関連記事の中から
「ガタカ」に関する情報を集めたページ http://www.eigaseikatu.com/title/1210/

Ethan Hawke's Fan
Biographyや作品紹介、関連の書籍、ビデオ、関連リンク集など。
http://www04.u-page.so-net.ne.jp/kb3/tukiko/

Distressing eyes
イーサン・ホークの魅力を余すところなく伝えるファンサイト。 http://www2.ocn.ne.jp/~noco/front.html

Jude Law News
「ガタカ」「イクジステンズ」などに出演している
俳優ジュード・ロウのパーソナルデータやリンク集など。 http://www2.plala.or.jp/para/jude/

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(会社変わりました)

1月1日付けで、会社を移籍した。
グループ会社への移籍なのだが、
転職だと思っている友人も多い。

これまで転職が多かったので自業自得なのだが。。。

ちなみに、私の兄の反応は

兄の○○です。返事が遅れてごめん。
エッセイ、読んだ読んだ。なかなか面白かったよ。
また会社を変わるそうだけど、
それはそれで生き方としてはいいんじゃないか。

こっちも、ネット関係の業務を担当しているので、
また、何かあったら相談に乗ってくれよ。
じゃ、正月あたりに会えることを楽しみに。。。

おいおい、人の話をちゃんと聞きなさい!
(読みなさい!と言うべきか。。。)

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極楽座連載エッセイ「設計図」第6回テーマ
「証明写真と生体痕跡」
流音弥(2001年1月5日)より

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