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MRIの超電磁力攻撃に注意!

7月27日、米ニューヨーク郊外の病院で
MRI(磁気共鳴断層撮影)の検査中に、
室内にあった鉄製酸素ボンベが、
装置の強力な磁力に引き寄せられ、
宙を飛んで、
検査を受けに来ていた6歳の男の子の頭に直撃し、
脳挫傷で死亡する(29日)
という痛ましい事故があったそうだ。

脳腫ようの手術を受けた男児の検査中の事故である。

通常、MRI検査では、
金属製のものの持ち込みは厳禁とされている。
今回の事故では、
病院側は「ボンベが誤って運び込まれた」と
責任を認めているという。

それにしても、このボンベ、消化器ほどの大きさにも関わらず、
「宙を舞う」とは、どれほどの強力な磁力であったか、
想像しただけでも恐ろしい。

他にも、外し忘れたヘアピンが体に突き刺さったりする
という事故も起きているというから、
MRI検査を受ける際には、念のため
自分でも部屋の中をチェックした方が良いだろう 。

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医療現場で人体の内部を見る時に使われる検査方法には、
CT(Computed Tomography)と
MRI(Magnetic Resonance Imaging)とがある。
頭を打った時や脳内出血などを検査する場合によく使用される。

CTとはコンピュータ断層撮影法のことであり、
人体を横断する一平面に対して
いろいろな角度からX線をあてて、
その減少量を測定し、コンピュータで画像化する。

ちまたでよく言われる「CTスキャン」とは、
まさしく「CT」のことを指している。


ちなみにCTとレントゲンとの違いは、
レントゲンは1画面の撮影であるが、
CTは多段層撮影が可能なこと。

しかし、CTでは、
  造影剤の使用、
  X線の人体への影響、
  一定の角度からしか見れない、
  骨に邪魔される、
などの欠点がある。

そして、これらの欠点を改善した、
安全性の高い方式がMRIなのである。

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MRIとは、磁気共鳴影像法のことであり、
人間の体を磁場の中に入れて
人間の中の水素原子の動きを測定し画像化する。

縦・横・斜めのあらゆる角度から断層撮影が可能で、
X線撮影のように骨に邪魔されることも無い。

また、X線による方法では
病気が進んだ状態でないと発見できないが、
MRIならば、代謝物質の濃度分布や分子の運動状態を
反映した画像が得られるので、
新陳代謝や血流が悪くなった段階から早期の診断ができる。

その為、MRIはCTより優れた画像診断方法であると言われている。

 

MRI
(磁気共鳴影像法)

CT
(コンピュータ断層
撮影法)
検査方法 磁場 X線
造影剤の使用 使用しない 使用する
X線の人体への
影響
無し 有り
検査角度 縦・横・斜めのあらゆる角度から断層撮影 一定の角度からのみの多段層撮影
骨による影響 無し 骨に邪魔される
早期発見 可能 進行するまで
発見不可能

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MRI装置の危険性として考えられるもの

1.この装置は大きく強い磁場を常時作っていまる為、
  磁性体を近づけると強い力で引き付けられて
  大事故になる可能性がある。

  鋏が目に刺る、酸素ボンベに激突される、挟まれたりして
  死亡事故にもつながりかねない。

2.変動する傾斜磁場による危険性
  絶えられない程の大きな音、
  高速シーケンスでの末梢神経の刺激など。


3.ラジオ波による危険
  電子レンジの中に入ったようなものと考えれば良い。
  ラジオ波を多用する撮影法では体温の上昇も考えられる。
  心電図などのケーブル、あるいは体が作るループによって
  その接触部で火傷の可能性がある。


以上の理由から、医療スタッフは
鋏、ヘアピン、ステート、時計、携帯電話、磁気化カ−ド、財布
などは絶対に撮影室に持ち込まないこと。
そして、持ち込ませないこと。

また患者さんに付随してくる
ベッド、心電図モニタ、酸素ボンベ、点滴台、注入ポンプ
なども持ち込まない。

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最後に、

MRI検査を受ける患者について注意事項は以下の通り。

次の患者は原則的に禁忌(避けること)

1.医療器具を体内に埋め込んでいる人。
2.事故、医療処置で強磁性体を体内にもっている人。
3.導線を体内に持っている人。
4.目の中の異物(金属片で失明の事例がある。)
5.体表面に金属を含む物質がある人は
  その部位がRFコイルに近いと火傷の可能性がある。
6.患者がよく付けている使い捨てカイロ、
  ピップエレキバンなども持ち込み禁止。
7.その他装飾品、下着の金具は外すこと。
8. アイシャドウ(特にブル−系:酸化鉄を含む)

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MR稼働にあたっての注意点
http://www.hosp.pref.chiba.jp/sawara/45/mri.html

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流音弥
2001年8月14日

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