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マヨネーズ、もう迷わねえっす

久々の大失敗だ。

今日の夕食のおかずのブロッコリーに、
いつものように塩をやや多めにふりかけ 、
その上に、新しく買ってきたマヨネーズをかけて食べた。

塩を多くとると高血圧が心配だが、
塩味の効いていない野菜料理を食べるより、
精神的にははるかに健康的だと言える。

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ちなみに「おかずのブロッコリー」というのに、
疑問を感じる方もいるだろう。
おかずは「ブロッコリー」だけなのか?

はい、そうでございます。
今日の私の夕食のおかずは、ブロッコリーだけだ。

私は、基本的に一品料理主義なのだ。
多品目のおかずを少しずつついばんで行くのは、
味に対する集中力が分散されてしまって、
料理を楽しめないのだ。

それにそれだけのおかずを作るのにかかる時間と手間、
さらには、かかる食材費を考えると、
一品料理こそが最も効率的だ。

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私の場合、もう1つ、栄養制限的な側面がある。

私は、糖尿病予備軍からの脱出と、状態維持の為、
(詳細は、別の糖尿エッセイでいずれ詳しく書き記す予定だ)
夕食は、魚又は野菜中心の食事を摂るようにしている。
もちろん、ごはんも食べるが、

以前の約半分の1合だ。
つまり、以前は1食になんと2合近くのごはんを食べていたのである。
これでは、太るのも当然だ。

それにしても、
おかずは、ブロッコリーだけ。
そんな食べ方に対して異論を唱える方は多いだろう。
いくつもの野菜や魚を買ってきて、
それらを複雑に組合わせて調理する。

できれば、複数のおかずを作る。

確かに理想形である
だが、それには多くの時間と手間と
やや多めのお金をかけなければならない。
それだけの時間と手間をお金をかけるだけの価値が、
食事というものにあるだろうか?

健康には1日30品目を摂取するのが理想だと言われるが、
それは、お金または時間に余裕のある人の場合だ。

私のように貧乏暇無しの人間に「30品目」など摂れる訳が無い。

食べる楽しみを失ったら人生つまらない。

そういう人は多い。

「美味んぼ」に代表される美食漫画や、
テレビの美食特集、雑誌の美食記事などの美食賞賛が、
日本国民の食生活を混乱させ、健康を破壊した元凶と言える。
紹介した内容には健康的なメニューも多くあり、それ自体は無害であるが、
それよりも、「美食」を求めることを扇動 している点が問題なのだ。

肥満症、糖尿病、高血圧などの疾患のために、
食事制限や食事コントロールをした経験のある方なら、
わかってもらえるに違いない。

人は、下手に「食べる楽しみ」など持つから、
食べ過ぎる」「太る」のだ。
その結果、体のあちこちに疾患を発生させてしまう。

真理はいつもシンプルである。

食べることは罪悪だ。

全く食べなければ死んでしまうが、
生命を最低限維持できるだけの栄養を摂りさえすればいい。

「食べる楽しみ」など持つ必要は無いのだ。

人が生きていくにあたり、
楽しみは他にもいくらでもあるはずだ。
美術、芸術、音楽、読書、スポーツ。。。
限度さえわきまえれば、
「食べる楽しみ」に比べ、
はるかに安全であり、かつ創造的
であると言える。

「料理を作る」ことの創造性、芸術性は否定しないが、
それはあくまでも「作る側」の場合である。
「食べる側」には、創造性は無いのだ。

美食、快食、飽食、
これらのように、
楽しもうとすればするほど身体を健康を破壊するような、
食事という因果な楽しみ
など 不毛 以外の何物でもない。

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さて、「食べる楽しみ」への問題提起はここまでにしよう。

ブロッコリーは、他の野菜よりも栄養に多く含んでいる
というテレビ特集を見て以来、
もともと好きだったブロッコリーが、
さらに私の好物となったのは、当然のことだった。

しかも、ブロッコリーは値段が安い。
通常、スーパーでひと束150円〜200円のものが、
特売では100円近くまで下がる。

八百屋ならば、もっと大きな束を100円近くで買えたりするので、
そちらの方がずっと得だが、
八百屋が閉まるのは早く、家からも遠い。

普段、八百屋で買うことは少ない。

また、当然のことだが、八百屋では、野菜と果物しか買えない。
魚や肉を買うためには、
魚屋や肉屋で買いまわる必要がある。

商店街が密集していれば、
あちこち買いまわるのはそれほど苦にならないが、
離れていたりすると面倒くさいし、何より疲れる。
多少値段が高くても、体力の消耗と時間の浪費を抑える方が、
私にとっては重要である。

とにかく、
ブロッコリーという野菜は安くて栄養がある。
これは重要なことだ。
それでもブロッコリーだけ食べていれば、栄養は偏るだろう。
しかし、毎日ブロッコリーを食べる訳ではない。
せいぜい、週に1度だ。

平日の昼食は、普通の人と同じように食事を摂っている。
家から出ない休日は、カロリーの消費が少ない分だけ、
食べる量、カロリーも減らす必要ある。
だから、私は週に1度はブロッコリーデーがあるのだ。

ブロッコリーしか食べられない
という悲壮感はそこにはない。
なぜなら、私はブロッコリーが大好物だからだ。
体重コントロールをしながら好きなものを食べられることほど、
幸せなことはないのだ。

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安くて栄養満点でおいしいブロッコリーを、
おいしく食べる為の必須調味料は塩とマヨネーズである。
この2つのどちらも欠けては駄目だ。

茹でたブロッコリーに、
マヨネーズしかけない人、塩しかかけない人もいるかもしれない。
だが、私にとっては、塩とマヨネーズの組合わせがベストなのだ。

マヨネーズはコレステロールが多いから、
カロリーが高いから
摂りすぎは健康に良くない
という記事を読んだことがある。

一方、マヨネーズの会社では、
善玉コレステロールだから問題ないという。
果たしてどちらを信じたらいいのか?

正直言って、どちらが正しいのかわからない。
どちらも、自分の都合の良いデータを用いて論じているのだから、
いつまでも平行線のままなのだ。

戦後日本人の栄養状態が悪い時に、
体格のいい欧米人を目標として、
日本人の栄養状態・体格を改善する為に、
日本人向けに開発・改良された調味料がマヨネーズなのだ。

そのかいあって、
現在の日本人の体格は全体的にかなり良くなった。
だが、一方で欧米の食習慣が日本人に浸透した結果、
これまでに少なかった肥満症、糖尿病も増えだしてしまった。

その原因が全てマヨネーズにあるのかと言えば、
とてもそうとは思えない。
どんな食べ物でもたくさん食べれば、
身体に支障を来たすからだ。

肥満症、糖尿病が増えたのは、
マヨネーズというようり、
肉中心の食事、ファーストフード、炭酸飲料、
そして過食に原因がある。

「食べる楽しみ」の楽しい一面のみを強調してきた結果だ。
食生活において重要なことは何でも「食べ過ぎない」こと。

食べ過ぎなければ、また偏らなければ
マヨネーズであろうと、肉であろうと、ファーストフードであろうと、
それほど体に影響は無い。

その為には食べることがもたらす身体への影響を、
常に危惧することである。

私にとって、その具現化した理想形が「ブロッコリー」なのだ。

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さて、私の大好物のブロッコリーをひとかじりする。
だが、いつもと何か味が違う。

何じゃぁー、この味は〜?

酸味が効いてないのだ。
甘ったるい後味が口に残る。

脳腫瘍か何かの疾患で、
私の味覚がついに狂いだしたか。。。

私は最悪の事態を考えた。

マヨネーズがいつもとと違った味に感じられる。
私の味覚が変わったのか、マヨネーズの味が変わったのか?

私の味覚が変わったか、判定するのはかなり難しい。
それよりもまず、
マヨネーズの味が変わった可能性も考えなくては。

ゴミ箱に捨てたマヨネーズの包装を見て、私は、全てを理解した。

なんと、マヨネーズが味の素
ピュア・セレクト・マヨネーズ」だったのだ。

今回のマヨネーズを買う時に、
いつも買っている「キューピー・マヨネーズ」とは包装が違うな
とは思ったが、
最近は包装もマイナーチェンジしているんだろうと、
深くは考えなかった。

だが、舌の感覚は正直だ。

キューピー製と味の素製では、マヨネーズの味が全く違う。

考えてみれば、同じマヨネーズ製品にも関わらず、
メーカー間でここまで味が異なる食品は少ないだろう。

今思い出したのだが、
何年も前に、今回と全く同じ間違いをしたような気がする。
その時も、味の素製に耐えられず、即座にゴミ箱に放り込み、
そのままキューピー製を買いに行った。

マヨネーズは「キューピー製」に限る
(少なくとも、私にとっては)

この真理を忘れてしまっていた私が1番愚かなのかもしれない。

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流音弥
2004年4月17日

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