11) 狂豚病(きょうとんびょう)
狂牛病に関して、
恐ろしい話をテレビで放映していた。
これまで肉骨粉を豚・鶏に与えることを禁止していたが、
どうやら解禁される可能性が高いそうだ。
おそらく、牛に与えることが禁止された為、
大幅な売上げ減少となった肉骨粉業者が
農林水産省にかけあったに違いない。
それでは、果たして
肉骨粉を豚・鶏に与えて大丈夫なのだろうか?
豚に「プリオン」を注射した実験では、
8年後に「狂牛病」や「スクレイピー」と
同様の症状が出たという。
いわゆる、「狂豚病」だ。
「きょうとんびょう」とでも読むのだろうか?
プリオン病は潜伏期間が数年と長いのが特徴だ。
しかも、年数がたつにつれて、
プリオンの増殖スピードは急激に高くなる。
逆に考えると、
プリオン感染をした家畜の肉であっても、
1年以内位の期間であれば、
プリオンの量はわずかであるため、
仮に食べても、
人間への感染の可能性は非常に低い。
しかも、豚や鶏は成長が早く1年以内に、
食肉として流通するため、
仮に「狂豚病」の豚肉を食べても まず、
危険性はほとんど無い。
(↑絶対に安全ということでは無いが。。。)
というのが、 豚・鶏への肉骨粉解禁の理由なのだ。
それにしても、
豚も狂牛病ならぬ狂豚病に感染する
とは思いもよらなかった。
だが、もともと、狂牛病は
羊の病気である「スクレイピー」に由来していると言われ、
同じ偶蹄類の「豚」も、種族的には近い。
あり得ない話ではない。
これまで、牛肉ばかりが目の敵にされてきたが、
養豚業者にとっても、他山の石ではない。
他人事などとのんびりしていられる場合ではないのだ。
週刊誌等が「狂豚病」について取り上げて
騒ぎ立てるのも時間の問題だ。
それまでに、何らかの対策を採らない限り、
(肉骨粉の使用の全面禁止、全頭検査など)
狂牛病と同じ様な目になるだろう。
いずれにせよ、
消費者は、もう、肉は食うな!
ということだろう。
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流音弥
2001年12月9日







