高齢者の教育市場とインターネット
私の母は、教員を定年で退職した後、
老人大学(現在は「生きがい大学」と言うそうだ。。。)
に通っている。
毎月の月謝が、わずか数千円程度で済むお得な講義大学だ。
公の補助金で運営されているからこそできる金額。
安い授業料であることもあり、受講者が結構集まったそうだ。
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高齢者向けのビジネスが最近増えてきている。
確かに高齢者は、退職金や貯蓄などで
お金をまとまって持っているかもしれない。
しかし、
この先何年生きるかは本人にもわからない。
5年生きるのと、
10年生きるのとでは、
必要な金額が違ってくる。
だから、お金については
我々が思うよりも、案外シビアである。
「老後の悠々自適な暮らし」という言葉があてはまるのは、
本当にお金をたくさん持っている高齢者だけだ。
息子・娘に養ってもらうから、
生活費はタダで済むから、
使えるお金は多いはず。
などと、企業はそろばんをはじくが、
当の息子・娘がリストラや賃金カットで泣いている状態。
家のローンや子供の教育費でひいひい言っている。
そんな子供に養ってもらうなんてできない。
自分の老後は自分で見るしかない。
だから、自分の趣味とはいえ、
結構財布の紐は堅い。
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高齢者教育の例を冒頭にあげたが、
できるだけ、個人の負担額を減らして、
大勢の受講者を集めるような仕組みが、
いいのかもしれない。
それには、インターネットを利用した大学講義も1つの方法だ。
人と会えない大学なんて、ちょっと味気ないかもしれないが、
時々オフ会を開いたりして、
交流を深めるのもいいだろう。
特に、足腰の弱くなった人の場合は、
自宅で大学講義を受けられると
体の負担が少なく実に便利だと思う。
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日本では、高齢者の発言力はかなり弱い。
一方、アメリカでは、
全米退職者協会(名称には自信が無い)
という組織があり、
議会にも絶大な力を持っているそうだ。
従って、日本でも、
高齢者各自が一票を持っている事を認識し、
その力を上手に行使するべきなのである。
高齢者の発言力が強くなれば、
高齢者向けのマーケットも広がってくるはず。
高齢者の団結力を高める為に、
高齢者のネットワークを作る
という発想が出てくるのだが、
まさしく、インターネットこそ最大のツールと言える。
現に、高齢者向けの情報発信サイトもかなり増えてきている。
シニア向けサイトリンク集@サイトナビ
http://www.kenkounavi.net/site/senior.htm
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高齢者でも、今の60代ならば、
会社である程度パソコンに触れた経験のある人は多いだろう。
インターネットへの関心も高くなってきている。
それに、高齢者でもインターネットへのアクセスの仕方、
メール送受信の方法くらいなら
教えれば案外と早くマスターできる。
機械が苦手というのは、
ちゃんと学ばなかった、教えなかっただけなのである。
私の今年66歳になる母は、
去年の冬にソニーのノートパソコンVAIOを買って、
ホームページ見たり、
私にメールを出したりしている。
ビデオの予約さえできなかった人が〜。
恐ろしや〜。ああ、時代は変わって来ている。。。
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極楽座の掲示板への投稿を加筆訂正
流音弥
2001年7月29日







