インフォシーク、自社検索エンジンに見切り
楽天が運営するポータルサイトのインフォシークは、
9月1日より、従来の検索エンジン機能に加えて、
新たにGoogleの検索エンジンを導入した。
インフォシークの検索エンジンは、
自然文による検索が得意だというが、
私は、今まで一度も便利だと感じたことがない。
Googleと違って、
的確な検索結果が滅多に出ないのからだ。
「秋のデートコースは?」
というような自然文による検索は、
一見、指定が簡単で便利なように思われるが、
検索ヒット数を少なくするので、
結果的には検索には非効率な方法である。
そもそも、自然文検索というのは、
機械的な冷たい印象を与える通常の検索エンジンと違って、
自然な会話文章で入力する。
その為、
あたかも図書館で検索作業を仕事にするサーチャーのような、
生身の人間に検索を頼んでいるような、
そんなリラックス感、安心感が得られる。
いわば、機械アレルギーの人の為の機能。
ただ、それだけのことなのだ。
だが、どんなに機械音痴の人であっても、
ある程度、検索エンジンの使い方に慣れてくれば、
キーワードとなりそうな単語と単語をスペースで区切って、
検索を行うようになる。
自然文を入力する方が、キーの押す回数が多くなるので、
かえって面倒になるのだ。
しかも、検索ヒット数が少ない、
適切な結果が得られない
と来れば、当然のことだろう。
自然文入力の検索エンジンは入門者用。
すぐに、Yahoo!やGoogleを使うようになる。
さて、インフォシークの新しい検索の仕方は2通りあり、
デフォルトでは、Googleによる検索結果のみの「サーチ」。
「サーチPlus」のチェックボックスをクリックすることにより、
インフォシークの検索結果が表示される。
要するにインフォシークは、
Googleの方が使い勝手が良いから、
検索結果が的確だから、
デフォルトの検索エンジンにしたのだ。
本当に自信があれば、
自社開発のエンジンをデフォルトにするはず。
インフォシークは、
莫大な投資をして開発した自社の検索エンジンに対して、
自ら「駄目出し」した。
だた、自社製品にこだわらず、優れた製品を扱う、
その非情かつ適切なビジネス判断を下すところは、
さすが、楽天である。
インフォシーク
http://www.infoseek.co.jp/
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流音弥
2003年9月1日







