燃焼系CMは、なぜヒットしたのか?
全日本シーエム放送連盟(ACC)は、9月19日、
国内最大の広告賞であるACC・CMフェスティバルの
第43回目の受賞作品を発表した。
テレビ部門のグランプリには、
サントリーの「燃焼系アミノ式」シリーズが選ばれた。
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燃焼系アミノ式 「グッバイ、運動。」シリーズ
広 告 主:サントリー(株)
広告会社:(株)電通
製作会社:(株)東北新社
「回転少女」篇(15病)
「上昇サラリーマン」篇(15病)
「くるくるピクニック」篇(15病)
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既に、私の過去のエッセイでも述べているが、
作品の出来としては、「回転少女」篇が一番素晴らしい。
最初に作った作品が最もインパクトがありオリジナリティがある
ということは、映画などでもよくありがちな話である。
他のバージョンでは、
「確かにすごいけど、
あれって、サーカスや中国雑技談でやってそう。」
と感じられるのに対して、
あの奇妙な「回転運動」は、
「すごいな。
何だ、あの動きは?
見たこと無いぞ!
もしかしたら、特撮使っているのか?
でも、特撮使ったら、このCMの意味無いよな。」
というように、全く異なった次元の驚きを与えてくれるのだ。
しかも、可愛い女子高生がやっているからこそ、
すごいし、キレイだし、美しいのだ。
若くてきれいな女子高生に目が無い男性だけでなく、
脂肪を気にする若い女性だってみとれるはずだ。
サラリーマンが鉄柱を上ったりしても、誰も喜ばないし、
お母さんが、足で子供を回転させたって、
「ようやるな〜」で終わってしまう。
確かに、「グッバイ、運動。」がテーマではあるが、
ソリューションとして、それだけを訴えても不十分だ。
視聴者の注意を引き、
心をとらえ、
購買に結びつける。
これが、本来のCM作りの鉄則である。
「アミノ式」のような機能性を売りにする飲料は、
他の類似製品と差別化しにくい。
そこで、むしろ「イメージ」が大事になる。
その時には、サラリーマン、お母さんを出演させても意味は無い。
経済が沈滞している日本において、
今最も、いや唯一元気があり輝いている世代。
それが「女子高生」だ。
彼女達のエネルギーと魅力をCMに使わない手はない。
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最近のバージョン「ピラミッド高校生」篇では、
6人の男子高校生が3段に積み重なって
ピラミッド状態で縄跳びをしている。
これも、動き自体は高度なのかもしれないが、
見る側としてはたいした興味は湧かない。
「男ならこれくらいできて当然!」
などと思ってしまう。
例え自分にはできなくてもだ。
やはり、ここは、女子高生、
しかも「可愛い」女子高生
を使うべきなのだ。
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<関連サイト>
アミノ式CM紹介(サントリー)
http://www.suntory.co.jp/softdrink/aminoshiki/page4.html
2003 43rd 入賞作品リスト(全日本シーエム放送連盟(ACC))
http://www.acc-cm.or.jp/festival/03fes_result/index.html
怪談ネット:マーケティングエッセイ<回転少女>
http://www.marketingnavi.net/essay/m030301.htm
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流音弥
2003年9月19日







