リピーター
一般に「リピーター」とはマーケティング用語であり、
繰り返し商品を買ってくれるお客、
繰り返しサービスを利用してくれるお客
を指す。
東京ディズニーランドが他のテーマパークと違って、
唯一成功しているのも、
リピーターが多い(リピート率が高い)からだ
というのは、よく知られた事実である。
東京ディズニーランドのリピーター率
・・・ 95%(98%という説も)
というのは、
普通の商品・サービスの提供者にしてみれば、
全く信じれられない数字に違いない。
もっとも、東京ディズニーランドの場合、
たいていの日本人が一度は行った事があるぐらいめジャーなので、
リピーターを確保できなければ先は見えている。
毎年、毎シーズンごとにアトラクションを替えるなど、
常に新しさを維持しているのが特徴である。
マーケティングの世界では、
新規顧客を獲得するのにに比べて
リピーター維持にかかるコストは5分の1と言われる。
分野によっては、6分の1から12分の1という報告もある。
新規顧客も重要だが、
リピーターを作る方が費用対効果が高いという訳だ。
だが、実際には、リピーターにならない人もかなりいるので、
新規顧客獲得からも力を抜くわけには行かない。
結局、新規顧客獲得とリピーター維持
という両輪のバランスを取りながら、
ビジネスを継続していくことが求められる
ところで、医療事故を繰り返す医師も
「リピーター」と言うらしい。
最近、新聞などでもよく目にするようになった。
本来、マーケティングにおける「リピーター」は
好ましい意味で使われているが、
医療事故の「リピーター」は好ましくない意味で使われる。
いまや、一般市民も使い始めた「リピーター」という単語だが、
医療事故でも「リピーター」が使われるとなると、
この単語の イメージ悪化につながるのはないだろうか?
「君、結構リピーターだよね」
と人から言われて嫌に思うようになったら、
その商品やサービスを購入する意欲が低下するかもしれない。
ゆゆしき事態である。
また、マーケティングにおいて、
「リピーター」がサービスを受領する側を指しているのに対して、
医療事故においては、サービスを提供する側を指すのは、
受領者と提供者
という正反対の立場を同じ言葉で表現することになるので、
使用する者にとっても非常に混乱を招きやすい。
できれば、医療事故を繰り返す医師については、
別の言葉を使用して欲しいものである。
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流音弥
2004年2月25日







